新しい手法の低波数測定
Eclipse フィルターは低波数分析を高速化して簡素化
2013 年 3 月 8 日
レニショーの inVia ラマンマイクロスコープ用 Eclipse フィルターを使用すると、ラマンバンドの光をブロックすることなくレーザー光をブロックするため、短時間で簡単に低波数ラマン測定を行うことができます。
ほとんどの物質は、指紋領域 (200cm-1 ~ 1800cm-1) のラマンバンドを調べることで、問題なく分析することができます。しかし、より低いラマンシフト (200cm-1 未満) でラマン分析を行うことにより、次のような振動について有益な情報を得ることができます。
- せん断モード
- 格子モード
- アコースティックモード
- 呼吸モード
- 折りたたみモード
- 回転モード
- 重原子振動
Eclipse のパフォーマンス
Eclipse フィルターによって低波数ラマン分析が簡単に行えます。
- 5cm-1 までの測定 (平均 - 励起に依存)
- ラマン散乱光の高い送信効率による高い信号レベル
- レイリー散乱光を強力にブロックすることで低ノイズレベルを確保
- ラマン分光測定 (広帯域) に加えて、フォトルミネセンス測定に最適
- ストークス散乱とアンチストークス散乱の両方を分析 - エッジフィルターではなくノッチを使用。
- 長寿命 -硬質ガラス基板のフィルター技術
- 安定性の高いレニショーの機械マウントを使用しているため、使用時のトラブルがありません
- レニショーのエンコード式マルチフィルター電動マウントにより、簡単にフィルターを切り替え
Eclipse を含むレニショーのフィルターの詳細については、レニショー代理店にお問い合わせいただくか、 www.renishaw.com/invia をご覧ください。
イメージ:9cm-1 と 15cm-1 の両帯域を示した L シスチンのストローク/アンチストロークラマンバンド (低波数のパフォーマンステスト用の標準サンプル)。
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